1889年

東京物理学校同窓会雑誌 第1号

明治22年6月発行、東京物理学校雑誌の前身である。

寒天版であるが、横書きであることに注意したい。

当時は数学書でさえ横書きは珍しかった時代である。

(明治22年同窓会が生まれた。これは、単なる新陸だけを目的としたものではなく、理学の普及を助けようとする東京物理学校の延長であった。

毎月1回本校において、理学に関する談話・演説会を催し、その成果を東京物理学校雑誌として発行した。雑誌の程度は本校の過程とほぼ等しく、一種の郊外教育であった。

このように同窓会は、維持員の志を受け継いでこれを拡張することを目的として生まれた。のち大正時代にはいって、維持同盟が学校の経営を挙げて同窓会に寄託するに至ったのは、同窓会発足当時の志の当然の結果であった。 )

投稿者:東京理科大学 管理者

東京物理学校同窓会雑誌 第1号